先日、シルバーシートに座っていた女性が、前にシニアの方が立っていたのに気づき、席を譲ろうとしているのを見かけました。
しかし、そのシニアの方は、そんな年寄りではないから大丈夫、と断っていました。
お二人とも穏やかそうな方でしたので、そのやりとりはぎすぎすしたものにはなっていませんでしたが、会話のやりとりによっては、折角親切から出た行動なのに残念な感じにもなってしまいそうです。
そういえば、何かで読みましたが、高齢者人口増えているにもかかわらず、全国各地の老人クラブの参加者が減っているそうです。
参加しない方に聞いてみると、そのほとんどが「自分は老人ではない」「老人クラブなんて自分の行くところではない」と回答されるのだとか。
確かに「老人クラブ」なんて名前がついて、おじいちゃん、おばあちゃんが望むのはこういうものという固定観念に囚われた行政が用意した場所であったとしたら、シニアからしたら、冗談じゃないよ!という気持ちになってしまうのもわかるような気がします。
また、先月会社を辞めた方にも話が聞ける機会があったのですが、どうも暇でいかんと言っていました。
嘱託として会社に残ることも検討されたようではありますが、その方は技術者で、嘱託としての仕事は誰でもできそうな補助のような仕事で、おもしろくなさそうだったのでやめた、といっていました。
何か仕事を探しているようですが、簡単には見つからないようです。
その方は、経済的なゆとりも十分あるように思われますので、生活のために働こうということでもないと思います。
会社にいた時のような人とのつながりを望まれているのかもしれません。
老人クラブなんて行きたくない、でも、人とのつながりはもっと拡げたいと思われている方も多いでしょう。
女性は趣味とかカルチャーセンターへの参加とか、何かをきっかけにして、人づきあいを拡げていくことも多いでしょうが、男性の場合、そのような「場」がないと、自分から人づきあいを拡げるということが不得手な方も多いんですよね。
「家庭」と「会社」という2つの「場」から、その一つを失ってしまった時、それに変わる新しい第三の「場」が本当は望まれているのではないのかな、と感じました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

↑ポチッと1票お願いします♪