NHK−BS1で、この月曜日から金曜日まで毎日、「中国・庶民の改革開放30年」が放送されています。
録画しておいて、帰宅してから2日分を観ました。
第1回は「外の世界にあこがれて〜北京 出稼ぎ第1世代〜」
これまで中国に関する興味も乏しかったため、その知識もほとんどありませんでしたが、タイトルにもなっているように、庶民の改革開放からわずか30年しか経っていないのです。
その出稼ぎ第1世代として紹介されていたのが、自分よりも若い40前後の人達であったのに驚きました。
日本とは比べものにならないくらいの激動の時代を生きて、今の成功があるという体験が放送されていました。
なにしろ、豊かさを求めて北京に出稼ぎに来た農村部からの労働者は、その戸籍からして都会のそれとは異なり、まともな職につけないなどの差別や、当然収入も少なく貧しい生活、強制的に故郷に送り返されるなどの取締りに怯えるなどの状況であったようです。
全く考えられないような状態からのスタートですが、それでも成功したという人の話でしたので、暗い内容ではありませんでした。
第2回は「革命の聖地 延安」
中国内でも最貧であるらしいこの地域に暮らす人々の話でした。
地域の方のインタビューの答えの中に頻繁に出てくる「仕方がないんだ」という言葉。
繰り返し使われるこの言葉に、前向きさを失った、とても悲しく、自らをも大事に考えることができないようだと感じました。
第1回の成功した人達とは、全く話す言葉が違っています。
その人の思考が異なれば、話す言葉が違うのも当たり前なのかもしれません。
しかし、同じ時代を生きながら全く違う言葉を発している人を目にして、これが人を「分ける」のかもしれない、という思いを強くさせられました。
「仕方がないんだ」
そうでも言わないと、このどうしようもない状況に対して、心が救われないということでしょうか。
考え方を変えれば、何かを断ち切れば、「仕方がない」状況は変えられたかもしれません。
仮にどうしても一時は「仕方がない」状況が発生したとしても、その後もずっと「仕方がない」はずがありません。
それは、人の心が「仕方がない」とすることで、それ以上の思考を止めてしまっているに他ならないと感じました。
私自身、何か理由を見つけて、言い訳を探して「仕方がない」とは、決して言わないようにしようと思います。
そうではなく、「どうすればいいか」を考えることで、どんな時にも道は開けるような気がします。
この番組は、金曜日まで放送されますし、きっと再放送もされるでしょう。
興味を持った方は観てみて下さい。
人々の姿の中に、何かしら、発見や認識を新たにすることが見つかるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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